活動を始めて20年、様々な人々の考えが出会う中で、自然のこと、上関のことを広い目線で俯瞰できるような会のシンボルマークを考えました。
わたしたちと奇跡的に出会った絶滅危惧種の「カンムリウミスズメ」は、この絵の中で地球を表現した円形に包まれ、豊かな海原の波に漂っています。しかし、この並行する2羽のカンムリウミスズメは、「自然と人間」「開発と破壊」という対立する存在と、同時に「過去から未来への希望」を表しています。
避けては通れないその相容れない関係は、いつでも必然としてあり、それでもわたしたちは互いに歩み寄り、この地球上で共存し、よりよい未来に向かって前進していかなければなりません。
穏やかに一緒に歩んでいきましょう、という思いをこのロゴマークの
形に込めています。
二重になった円の外側は当会の名称と共に田ノ浦の貝の模様が描かれ
ています。